『エリーのアトリエ』というゲームで主人公がチーズケーキのレシピ作りに奮闘していたように、私も自分の理想のパウンドケーキレシピを研究してみたい。
実家を出て半年が経ち、キッチン周りのあれこれが落ち着いてきたので、ここらでちょっとライフワークを持ってみようかな……と、上記のようなことを思い立ちました。
いただきもののカボチャを持て余して、苦肉の策でつくったパウンドケーキがそんなに美味しくなかったのがキッカケです。
結婚(事実婚)して子供も独り立ち。今後は自分の趣味に打ち込むべく、それでいてゲームやアニメ以外の『何か』を求めていたところだったのでちょうど良かったと思っています。
ただ、今までそんなにお菓子作りに傾倒していたことはなく、小さい頃に母と一緒に何度か手作りケーキを作ったり、娘が小さい頃に一緒にバレンタイン用の友チョコを作ったくらい。
詳しくないし、経験も少ないです。 しかもそんなに繊細な舌をもっているわけでもなく、こだわりもない。
この記事を書くまでに既に何個かパウンドケーキを作っているのですが、どれも膨らみはイマイチだし、上面が焦げていたりするけれど、食べてみたら「砂糖とバターを練り込んで焼いた小麦粉っていうだけでウマー」と満足しちゃうレベル。
「理想のパウンドケーキをつくる」といいつつ、理想のパウンドケーキ像が特にありません。
そこで「失敗の定義」をしつつ、そこをクリアできたかどうか。
および手間・材料費などのコストからの評価。
食べたときの感想と、これまで作ってきたケーキとの差。どれが一番自分好みか……などで、成否の判断を下していきたいと思います。
失敗の定義
- 焦げた
- 生焼けだった
- ダマができた
- 油などが分離している
- 中に穴が空いていた。または側面が凹んでいる
- パサパサ、モソモソなど食感が良くない
- 膨らみ具合
- 理想は正方形に近いほど良いとする
- バターなどの香りがしない
- リンゴやかぼちゃなど入れた具材の風味を感じない
基本の作り方
パウンドケーキって実はいろいろな作り方があるそうです。
そこで『パウンドケーキ バイブル』というレシピ本を参考に基本の4つの作り方をマスターしていきたいと思います。
図書館で借りて一通り読み、改めてKindleで書い直しました。
- シュガー&バター 共立て法
- シュガー&バター 別立て法
- ジェノワーズ法
- オールインミックス法
『パウンドケーキ バイブル』で紹介されている基本の4つの方法でそれぞれ一通り作ってみる。 その後、材料を置き換えたりして、順次、自分好みの味を追求していく予定です。
どうアレンジしていく?
基本の材料を置き換える
- 上白糖
- オリゴ糖
- てんさい糖
- はちみつ、メープルシロップ
- 三温糖
- 薄力粉
- 全粒粉
- 米粉
- アーモンドプードル
- バター
- 太白 ごま油
- サラダ油
これも『パウンドケーキ バイブル』で紹介されていた置き換えに適した食材たちです。
砂糖はだいたい全量置き換え可能ですが、薄力粉をアーモンドプードルに置き換える場合は全体の3割まで……など、配合まで書いてあって助かります。
バターの代わりにサラダ油が使えたら、より気軽にケーキ作りにトライできそうです。
もちろんバターを使わない分、風味が減ってしまうし保存性も落ちるそうなのですが、早めに食べきるようにして紅茶やブランデーなど香り素材を足して補うことができないかな……と考えています。
誰にふるまうでもなく、自分で楽しむためのケーキだし。
何か食材を混ぜ込む
- フルーツ: リンゴ、バナナ
- 野菜: 人参、かぼちゃ、栗、さつま芋
- おかず系
- きのこ、ベーコンなど
- 豆、根菜など
リンゴやバナナ、人参など定番なものをはじめ、かぼちゃなどモンブランケーキとなりそうな食材ならだいたい使えるだろうという算段です。
あと甘くないおかず系食材に挑戦してみたいです。
こういうパウンドケーキをどうやらケーク・サレというそうなのですが、日曜ブランチ用とかに仕込んで食べたら休日の楽しみが増えていいですよね。
ほかアレンジレシピを試してみる
ほかにも『パウンド型ひとつで50のケーキ』という本を参考にいろいろ作ってみるつもりです。
世界文化社
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パウンドケーキ型を使ったチーズケーキやシフォンケーキ、ガトーショコラの作り方まで載っていて、「そりゃもうパウンドケーキとは別モノだろ」っていうものにも果敢に挑戦していきたいです。
あまりキッチン収納を圧迫させずに、最大限お菓子作りを楽しむため買ったパウンドケーキの型を有効利用していけたらいいなと思っています。
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