気分のあがる家事ともやもやする家事

今回のエントリーは家事の中にも『前のめりになってやれる家事』と、『やる度に「何か」が少しずつ擦り減っていくように感じる家事』があるなぁと思ったことについてです。

主婦を長年やってる方々にとっては手垢のついた話題で恐縮なのですが、自分の中で気持ちの整理をつけるのに書いていきます。

気分があがる家事『料理』

二十年ほど前も一瞬、主婦だった時期あるのですが、その頃に比べて格段に料理するのが楽しい世の中になりましたね!

今のレシピ本は『時短!』とか『レンチンだけで』とか、時間や手間をかけず、それでいてちゃんと美味しいメニューを紹介してくれるので、とっても重宝しています。

というかレシピ本を買うまでもなく、SNSやってるだけでレシピにぶつかりますよね。
じゃがアリゴとか、無限ピーマンとか。

そういったものに遭遇して家で試してみるという楽しみができて、そしてまたSNSを見るのも楽しくなるという良いスパイラルが生まれています。ステキ。

さらに便利な調理グッズも増えましたね。
ぶんぶんチョッパー、何あれ。最高。玉ねぎもニンジンも簡単にあっちゅうまにみじん切りできちゃう。

K&A みじん切り器 ふたも洗える ぶんぶんチョッパー BBC-01
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うちの夫、玉ねぎ苦手なので本当に細かくなるまでみじん切りしないといけないので、これが発明され流通された後の時間軸で結婚できて良かったな……と喜びを噛み締めています。

また、実家に居た時も料理することはあったのですが、家族がそれぞれ「肉嫌い」「魚嫌い」「ナス嫌い」「アスパラ嫌い」と好みが一致しなかったため、「自分が食べたい美味しいもの」を自由に作ることができずに不満でした。

今は食の好みが似ている夫との二人暮らしなので、とってもラクです。

たまに微妙なものを作って微妙な表情を浮かべさせてしまうこともありますが、たいがいの料理を「おいしい」と言って喜んでもらえます。

もやもやする家事

そして重労働でもないのに、取り掛かるのになぜか億劫な気持ちになってしまう家事があります。

それは掃除や洗濯など。いわゆる『マイナスをゼロに戻す家事』ですね。

料理は「おいしい」という褒めの言葉を引き出しやすいのですが、これらの家事は「やって当たり前」と思われがち、そうでなくても「やってることに気づかれない」という性質があります。

しかも洗濯物や、ゴミやほこりなど、ある程度の予測はつくものの、自分で処理できる量をコントロールすることができません。そのくせ定期的にタスクが発生してサボることができない。

「家事は金(家電に投資)で解決!」などと世間的に言われてはいますが、1LDKの我が家にはルンバも食洗機もドラム式洗濯機も置く場所がありません。あれってある程度の居住スペースを確保できるご家庭の話だったんだなぁ……と、生活を始めてから気づきました。

さらに私も完璧な人間ではないのでミスや処理落ちもあり、「ここまだ汚れてる」とか「あれ、やってなかったよ」などダメ出しが飛んでくることも。悪意なく善意または無邪気に言ってくるあたり、相当タチが悪い。

洗濯や掃除など、1個1個の仕事量はごくごく小さなものですが、そのもやもやが積もり積もって宣言しづらい不満へと膨らんでいきます。

不満は話し合って解決。

それができたらいいのでしょうが、日常は笑って過ごしたい。
タスクが発生した時点で言おうにも、そのタスク自体はとても些細なものなので「洗い物を増やさないで」などと言ったら「なんて心の狭いやつ!」と捉えられかねません。

あと、夫は現場仕事の人間なので、時に体力の限界ギリギリまでフルパワーを使って働いてくることがあります。
一昨日はアイスの袋も自分で開けられないくらい握力が低下していました。

そこまでして働いてくる人間に、「今日は代わりに洗い物やってよ!」なんて言えるわけがありません。

こちとら9時5時のデスクワーカー。
体力ゲージはいつも80%前後をキープできています。

家ではゆっくりして欲しい。

そう思って不満を飲み込みますが、たまに「いやいや私だってフルタイムで働いてるんだぜ?」とか「今日はそんなに疲れてないんだから、少しは手伝ってくれてもいいんじゃね?」とかという気持ちがむくむくと湧いてきます。

だって、私が夕飯の洗い物を終え、洗濯機を回し、明日の資源ゴミに出すための雑誌やらペットボトルやらをまとめる。そうしている間に、夫がやっていることと言えばソファの上でスマホゲームをぽちぽちやるくらい。

夫にしてみれば残された体力でできることがスマホゲームくらいしかないのですが、私だって仕事が終わって夕飯が終わったあとはのんびり寛ぎたいわけですよ。

でも今やらないと明日使う食器も服も汚れたままだし、ゴミを出しそこねれば、我が家のごみ置き場はあっという間に溢れかえってしまいます。

しかも雑誌は夫が買ってきたジャンプで、ペットボトルは夫が仕事中に買って持ち帰ってきたジュースのもので、空き缶は今しがた夫が飲み干したビールだったりすすわけで。

そうやって片付けている間にも、2缶目を「パシッ」とかいい音立てて開けているのを聞くと、やはり如何ともし難い気持ちになってしまいます。

「あれ? 私って『お母さん』やるためにここにいるの? やっと娘が自立したのに?」と、はたと思ってクラクラしてしまいます。

チームワークだ!

だがしかし、ここで不満を募らせた挙げ句に、夫を『敵』とみなしてしまうことだけは避けたいです。

このエントリーではかいつまんで不満点だけを列挙していますが、夫は優しいし面倒見がいいし、私を甘やかしてくれるし、趣味に付き合ってくれるし、変な発言も否定せず頷いて聞いてくれるし、私の友人や家族とも仲良くしてくれるし、私のやりたいことを応援してくれるナイスガイなのです。

あと車で困ったこととかあったらすぐに解決してくれるし、力仕事も率先して引き受けてくれる。

プラマイで言ったら、大幅にプラス。圧倒的黒字です。

家庭の中で『個』と『個』で比べ合うからおかしなことになる。
家庭という『集団』単位で考えれば、一方がダメな時は、もう一方がはたらくというチームワークの必然性が浮かび上がってきます。

やはり仕事で疲れている時は、ゆっくり休んでもらって、体力ゲージに余裕のある私が動く。

日常はそれでやり過ごしつつ、私も不満や疲れがたまったら、「今日は家事やらない」と宣言して私も休んでしまおうと思います。

料理は外食かまたは買ってきた惣菜ですませる。
部屋は多少ホコリが溜まってても生死に関わるわけではないので放っときます。
洗い物もやりません。食器が使いたくなったら、都度、洗ってから使うようにする。

ズボラ万歳!

あと、やっぱり承認欲求は多少なりともあるので、5回に1回くらいは感謝やねぎらいの言葉を求めつつ、(夫の体力ゲージに余裕があるなら)15回に1回くらいは手伝ってもらって、30回に1回くらいは代わりにやってもらおうと思います。