今まで漫然と使っていたクラウドサービス。新しいAndroiスマホを買ったことをキッカケに、散らかっていたデータを整理しました。
現状
データは音楽ファイルと仕事の資料、プライベートな住所録や写真画像、ブログのバックアップファイルとか。
あと雑多なもの。主に今は使用しないけれど、いつかのためにとっておきたいものが多数あります。
これらが今までローカルのみに保存されていたり。
ひとつの端末では撮った写真がカメラアップロードでDropboxに保存されつつ、別の端末からはOneDriveに自動バックアップされていたり…。
場当たり的に使っていたクラウドツールのそこかしこに、データが散乱している……と、いう状態でした。
使用端末と利用するクラウドサービス
使用端末
会社と家のデスクトップパソコンとノートパソコン。
モバイルはAndroidタブレットにAndroidケータイ、そしてiPot touch。
利用するクラウドサービス
試行錯誤の結果、利用するクラウドサービスはDropbox、box、OneDrive、Copy、Google ドライブと、結構、幅広く使います。
ちなみにEvernoteも使っているけれど、私の中では『超・高機能なメモ帳』という位置付けなので、今回のクラウド話からは除外させます。
それぞれのクラウドについて
しかしながら、どのツールもとにかく一長一短。
容量サイズの大小や、ローカルフォルダを指定の可否、クライアントの使い勝手など、ちょっと覚え書き程度に書いていきます。
Dropbox
- リンク公開した時に、短縮URLが使える
- アプリ連携(ブログバックアップ、エディタアプリ、クラウドプレーヤー)が豊富
- 容量は他のサービスに比べて少なめ
- 初期容量: 2GB
- 友人招待追加容量: 500MB
- 2段階認証が出来て、信頼感がある
- Web上で履歴が見られて、編集・復帰が可能
Copy
- 容量が大きめ。さらに招待ボーナスが大きいところが最大のメリット
- 初期容量: 15GB
- 友人招待追加容量: 5GB
- 連携アプリがひたすら少ない
- 英語
- Webブラウザからの操作が、とことんまで使いづらい
- 複数選択したり、フォルダ移動したりができない
- 日付や名前などで並べ替えができない
- フォルダでアップロードしたら、フォルダ構成がなくなって中身の個別ファイルがズラッとアップロードされた
box
- 容量が、まあまあ大きい
- 初期容量: 10GB
- スマホで連携アプリはやや少なく、カメラアップロード機能もない
- クライアントソフトの使い勝手がイマイチ
- Webは日本語になっているけれど、クライアントが英語
- 同期フォルダの個別選択ができない ※Webからは可能
- そこまでの機能を求めてなかったけれど、Webからなんかいろいろできるみたい
- 整理のためのタグを付与する
- box独自の『Box Note』が使える
- 履歴管理もできるらしい
- Micrsoft Officeや、Google ドライブのドキュメントが作成可能
OneDrive
- 容量大きい
- 初期容量: 15GB
- リンク公開した時に、短縮URLが使える
- Microsoftなのでサービス終了しないかな?という、勝手な信頼感
- Officeソフトと連携できる
- クライアントソフトの使い勝手がイマイチ
- Window8.1でクライアントをアンインストールしようとしたら、できず四苦八苦
- OSのMicrosoftアカウントとの関連付けをやめて機能をオフ
- アップロードしたファイルの日本語タイトルが、ダウンロードすると英字の「File」とかに変更になってた
Google ドライブ
- 容量大きい
- 初期容量: 15GB
- Googleサービスと連携できる
- データフォルが固定で場所移動できない
どのクラウドにどんな役割をもたせるか

Dropbox
汎用ツールとして、データ受け渡しとして使用。
よく使うデータや、複数のパソコン間で共通の設定を同期させる。
すべてのパソコン、モバイルデバイスにインストールする。
データ受け渡しツール
家で作成したファイルをを、外出先でWebからダウンロードして使用。
あとは誰かにファイルなどを提供するときに一時的に共有フォルダに置いてシェアしたり。
このブログで配布用のExcelブックとか作った時も、Dropboxの公開フォルダに置くようにしてるよ。
アプリ関連付けエディタ
Writeboxとか、エディタアプリの保存先として使用。
iOS系の技ありエディタってDropboxと連携するものが多いよね。
むしろAndroidは技ありエディタが少ない…。
ブログデータ管理
プラグインを使用して、定期的にバックアップを自動で保存されるようになってます。
それとブログのロゴやシェアボタンなど、作成した素材置き場。
あとはTwitterアイコンやブロガー名刺とか。
プライベートデータ管理
住所録とか家計簿とか。Excelブックが多め。
Windowsソフト関連
タイムリーにヨスさんのブログでクラウド関連のエントリーがあったよ。
クラウド活用してますか?! 私がPC間で同期させているモノを公開! | yossense
もともとペースターというクリップボード拡張ソフトのデータフォルダとして使用していたけれど、これを参考にしながら、さらにGoogle日本語入力やChrome関連ファイルを同期させようと思います。
Copy
容量が大きく、かつWebからの操作がイマイチなことを踏まえて、あまり使用しない2軍データを貯めておく場所として使用。
家のデスクトップパソコン、Androidタブレットにのみインストール。
2軍データ
もう使わないだろうけれど、捨てるには惜しい・もったいないファイル置き場。
昔の二次創作サイトとか。………とか。
Onedrive
容量が大きいけれど、日本語ファイルが変わっちゃう可能性があるので仕事関連ファイルは置けない。
上記注意点を踏まえて、画像置き場として使用することにしたよ。
モバイル端末全てにインストールして、カメラバックアップ設定をON!
今年の写真
それぞれのモバイル端末には今年の画像データのみを残しつつ、クラウドにバックアップ
アーカイブ写真
カメラロールフォルダから年別フォルダに移動させつつ、外付けHDDにもバックアップ。
モバイル端末からは過去の画像データを削除して、これからの一年の画像のみを保存するようにする。
box
音楽データ置き場。
スマホで音楽を聞くときはアプリを使ってストリーミング再生。
OneDriveで音楽も管理しようかな?と、思ったんだけれど、使っているAndroidアプリのCloudAroundが対応していなかったので、同じく容量の大きいboxを使用することに。
家のデスクトップパソコンとAndroidタブレットにのみクライアントをインストールする。
音楽ファイル
家のデスクトップパソコンのiTunesライブラリを、boxフォルダに指定。
iPod touchはiTunesで同期しつつ、AndroidケータイからはCloudAroundを使ってクラウドからストリーミング再生させる。
Google ドライブ
Evernoteだけでは管理しきれない仕事上のPDFファイルやドキュメントファイル置き場。
複数のファイルを見比べたりする作業が多いので、フォルダ管理の方がラク。
家のデスクトップパソコン・ノートパソコンと各種モバイル端末にインストール。
個人プロジェクト関連のファイル整理
音声ファイルやWord文書、Excelブック、PDFファイルと多岐にわたる資料を格納。
その他、原稿作成にWriterアプリなどを使用するつもり。
定期的なメンテナンスをどうするか
使ってる内に散らかって来ちゃうのが、リアルデスクトップとクラウド。
一ヶ月に一回はDropboxとGoogle ドライブ内の整理しつつ、OneDriveとboxもインストールした全デバイスを起動して同期。
Copyは年イチで2軍データの見直しして写真もアーカイブ。
っていう、内容のリマインダーを設定してタスクツールに登録しました。
あとがき
使用するクラウドサービスは最小限にしようと心に決めて始めたけれど、結局、こんなに手を広げちゃって…orz
ちなみに、クラウドを整理しようと思ったキッカケは、少し前に以下のエントリーを読んで以来、自分のクラウドの使い方がイマイチ場当たり的だと反省して、ずっと気になっていたから。
参考エントリ: Dropbox全盛のいまだからこそ比較したいクラウド・ストレージの容量と価格 | Lifehacking.jp