鼻先のニンジンとして『ごほうびシステム』を導入してみた。

GTDやタスク管理に関することをちょいちょい書いていますが、基本的に面倒くさがりな人間です。

あれこれ計画ややることを定義して情報を捏ね繰り回すのは率先してやりますが、なかなか実行にうつせません。

私はおそらく『情報整理』という行為自体が、人よりちょっと変態的に好きなだけなんだと思います。

そうは言っても「今月はこれをやる!」と自分に約束したことは、きちんと果たしてステップアップしていきたい。

そう思って、今年度から『鼻先のニンジン』としての『ごほうびシステム』を導入してみることにしました。

『ごほうびシステム』とは

事前にごほうびを用意しておいて、タスクを完了させられたら自分にそれを与えるシステムです。

少しでも着手するのにハードルが高いと思ったタスクに設定することで、『鼻先のニンジン』的な役割を担ってもらおうというものです。

日常の「ブログ更新」とか「積ん読解消」とか、さほど難しくもない。
しかし仕事とは違って強制力がないため、ついつい後回しにしてしまうタスク達。

気付けば時がだけが経ち、「あれ?事前に計画していたことの、タスクのほとんどが未着手……」と愕然としないための施策です。

私のごほうびリスト

  • 神羅万象チョコ
  • 中華まん、コンビニスイーツ
  • コミック、ファッション誌
  • ドラマやアニメで気になった配信音楽
  • マスキングテープ、カラーボールペン
  • LINEスタンプ

…などなど。

ほとんどが数百円で購入できるもの、それでいて日々の生活に潤いをあたえてくれるものを『ごほうび』としています。

日常のタスクに対してのごほうびですので、用意するごほうびも少額です。

『ごほうびシステム』が挫折する理由

ただ、私もタスク管理について研究するにあたり『自分にごほうびを用意する』という文献には何度となく遭遇し、そして実践してきました。

今、ここで改めて『ごほうびシステム』に向き合ったからには、当然、挫折を繰り返してきたという、負の実績あってのことです。

すぐに日常に紛れてしまう

上述した『ごほうびリスト』は、コンビニやスーパー、ネットで気軽に買えるものがほとんどです。

そして日常を暮らすうちに、『ごほうびリスト』にある商品をタスクを消化したか否かに関わらず買ってしまい、システムを破綻させてしまっていました。

  • ストレスをを紛らわせるためコンビニで甘いものを買いむさぼり食う
  • 好きな作家さんの新刊が出たので、半ば義務感を感じながらも即購入
  • 面白いスタンプに出会い、衝動的にポチる

…といった具合で、日々、訪れる誘惑に抵抗する気がまったくしないまま、月の終わりに「え? こんだけのものを欲望の赴くままに買っておいて、まだ『ごほうび』が欲しいとか言ってんの?」と、自分の中で葛藤するわけです。

改良版『ごほうびシステム』

そこで新しいシステムは『先取り許容型』にしてみました。

日々のお金の流れはスマホアプリで管理しているため、日常の無駄遣いも後から把握することができます。
そこで日常の赴くままに購入した商品たちを、あとから『ごほうびリスト』に組み入れ、その月に達成した『ごほうびタスク』と相殺します。

相殺したのち、完了させたタスクが多い場合、追加で自分にごほうびを買い与えるという仕組みです。

以下は、詳細な流れについてざっと書いたメモです。

フロー

  1. ごほうびリストを作成
    • 基本的に1,000円未満の、簡単に購入できるもの
  2. 『今月のやることリスト』を作成
    • 各種プロジェクトノートを眺めて、今月やることを決める
    • 着手するのにハードルを感じるものに『ごほうびマーク』をつける
    • 達成できたタスクにチェックを入れていく
  3. お財布と相談しながら気ままに買い物をして日常を暮らす
    • 週次レビューの際に、お小遣い帳をつける
    • 『ごほうび』に該当する出費を、『先取りごほうび』としてメモする
  4. 月の中間、または終わりに達成したタスクリストと、『先取りごほうび』のメモを付け合わせする
    • ごほうびより、達成したタスクが多ければ追加でごほうびを買ってよし
    • 先取りごほうびの方が多ければ、超過分+端数を組み合わせたキリのよい金額を被災地に寄付

月末に一気に精算するよりも、半月に一度、振り返りタイムとして軌道修正できる機会を設けたいです。

もし、『完了したタスク』よりも『先取りタスク』の方が多ければ、ペナルティとして罰金……するには没収してもらう相手がいないため、被災地に寄付することにしました。

ペナルティが善行になっている分、もし『ごほうび過多』な生活が続いても、「誰かの役には立ってるし、ま、いっか♪」と思ってしまいそうで怖いです。

まだ試用期間としての運用ですので、もしそのような状態が続いた場合は、何かしら仕組みを考え直そうと思います。